これって「カイゼン」?

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 私事で恐縮だが、あらためて、地道な「カイゼン」って大事だなと最近感じている。
単なるダイエットの話しだが。

【きっかけ】・・・「ハッ」とする気づき
約2年前、高校の同級生6人でテニスをした時だった。私は、学生時代にテニスをしていたが、それ以降、ほとんどやっていなかった。その時も7~8年ぶり。2時間だったが、最後の方は、足はもつれ、動きがままならない状態。5月だったが、大量の汗をかいてバテバテで、最後の試合の組み合わせを他の同級生に代わってもらった始末、、、、ショック!
 これではまずいと思いながら、終わった後、みんなと飲みながら話していると、他の同級生は結構運動しているということ。自分も運動のために、少し前から近くの川沿いのサイクリングロードで自転車に乗っていたが、それじゃあ足りないのかなと感じた。あと、何人かが、スマートウォッチを使っていた。「それって自転車でも測れるの?」と聞いたら、スマートウォッチを操作し、「自転車あるから、大丈夫じゃない?」とのこと。

【導入】・・・一歩踏み出してみる
 運動不足と、人間ドックでの脂肪やコレステロール系の数値の上昇も気になって、早速、私もスマートウォッチを買ってみた。使ってみると、自分の歩数や運動記録がとれて、意外と面白い。しばらく使っていたが、そこまで体重の改善はみられなかった。

【更なる改善①】・・・人とのやり取りで異なる情報を得る
そんな時、関係する会社の若い社員と話していたら(彼女もスマートウォッチを使っている)、こんなアプリもありますよ。と食事の記録アプリを教えてくれた。毎食、食べたものを記録すると、食事のカロリーや成分が計算されるもの。やってみると、あらためて、自分は炭水化物好きということに気づく。ちょっと減らさないと、と思うのと同時に、記録をしている私を見て、家内も食事を気にしてくれるようになった。この頃、体重が減ったと喜んでいたら、体重計が壊れていたことが判明、新たに体重計を購入した。スマホと連動して、各測定値のデータがアプリで見ることができる。スマートウォッチ、食事のアプリ、体重計すべてのデータが連携する。ただ、残念なことに、思ったほど体重は減っていなかった、、、

【更なる改善②】・・・課題は、別のところにも
 家から自転車で20分ほど行ったところに、テニスの壁打ちができる場所を発見、週に2回程度 30分くらいやるようにした。丁度、そのころ人間ドックへ。少し体重が減ったので、思ったより、各種数値がよくなっていた。そこで管理栄養士と面談があり、「運動もして、とてもいいですが、もう少しですね。朝と昼は、ほとんどタンパク質をとっていない可能性がありますね。それだとせっかくの運動の効果が薄いですよ」と言われた。それから、なるべくタンパク質を摂るようにし、運動の後は、プロテインも飲むようにした。

【現在】
 やっと、当初から比べ6㎏痩せた。当初、設定した目標体重まで、あと1㎏。

 こんなことではあるけど、目標意識をしっかり持って、そこに向かってPDCAを回していくって、大事だと改めて感じた。「マネジメント」は「管理」することではなく、「目標に向かって、色々やりくりすること」と教わったが、そうだなと思う。様々な事象が絡み合っている中で、仮説―実践―検証を繰り返す。可視化する。他者の視点を取り入れる。
仕事もプライベートも同じだと思う。最後、もうひと頑張り!

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